1戦目を共に負けた日本代表とギリシャの試合は前半に退場者を出した守るギリシャと勝たなければいけない日本代表の攻防は決着がつかず0-0のドローとなりました。
日本代表とギリシャ代表は自力でのグループリーグ突破のチャンスは無くなり、お互いの試合の結果でのグループリーグ突破にかけることになりました。
香川真司ベンチスタート
日本代表は、コートジボワール戦で調子が悪かった香川真司を先発から外し、大久保義人を右サイドで起用。CBも森重に替えて今野が先発です。
勝たなければいけない日本代表は、引いてカウンター狙いのギリシャが前からそれほどプレッシャーをかけてこないので、前半からボールを回しながら前へとボールを運びます。
ボール支配率は70%近くとなり細かいパスから逆サイドへとやりたいサッカーを日本はしていきます。
大迫や大久保に惜しいシュートはありましたが、ゴール前での精度はかける展開。
ギリシャは退場者が出て守りを固める
後手に回ったギリシャは半歩遅れるプレーが多く、コンスタンティノスが2枚目のイエローでレッドカードとなり退場、さらに守ってカウンターというわかりやすい図式。
FWを一人減らして4-4-1という形でうまくブロックを敷いて、日本にスペースを与えてくれません。
後半に入って日本代表は遠藤・香川と攻撃的な選手を投入して行きますが、ゴール前最後の部分で精度を欠きます。
ボールを展開しながら長友・内田の両SBから素晴らしいクロスが上がっても中との呼吸が合わなかったり、ギリシャの守備陣のポジショニングが良かったりとゴールを決めることができない。
特に内田からはグラウンダーの良いボールが入っていただけに誰か合わせてくれよという感じでした。
勝負しなかったザックの采配
最後は吉田をあげてのパワープレーに出たが不発に終わり0-0の引き分けで試合終了。
高さに強いギリシャ相手にパワープレーする意味が解りません。日本の強みはコンビネーションで崩すんじゃなかったけ?
最後はボランチ減らしてでもドリブルのうまい斎藤学とか柿谷とかで勝負してほしかった。
これで自力でのグループリーグ突破は不可能となり、コートジボワールの成績次第でのグループリーグ突破が可能となりました。
最後の相手は首位のコロンビアですけど、2連勝でほぼ突破を決めているだけに可能性はあります。楽観視はできませんが日本代表の意地を見せて欲しい。