優勝候補のドイツとクリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルの初戦は4-0でドイツが圧勝。
ドイツは前線にエジル・ミュラー・ゲッツェを並べる0トップ呼ばれる布陣でポルトガルディフェンス陣を苦しめた。
各選手がポジションを自由に入れ替えてマークを攪乱したからだ。これでもロイスがいないんだから凄い中盤です。
先制点はゲッツェがうまく抜け出した所を腕をつかんで倒したことで得たPK。
ミュラーがしっかりと決めて先制しました。今回のワールドカップでは腕を使って相手を抑える行為はかなり厳しくみます(ブラジルの開幕戦で実証されている)
さらにセットプレーからフンメルスがゴールを決めて2-0となる。
攻勢に出たいポルトガルだったが、ここで事件が起きる。
倒れたミュラーに頭突きをしたペペが1発レッドカードで退場となる。頭突きで退場は示談以来でしょうか?
これで1人少なくなりポルトガルはさらに守ってクリスティアーノ・ロナウドのカウンターかセットプレー頼みになってしまいます。
そのクリスティアーノ・ロナウドですが状態はあまりよくないのか、動きに精彩は無く周りとの連携もよくないような状態。
フリーキックはさすがの精度ですがそう何度もチャンスは得られませんでした。ノイアーの好セーブにも阻まれたと言えます。
その後ミュラーが2点を追加しハットトリックを達成、ドイツが危なげなく4-0で勝利し勝ち点3を獲得した。
敗れたポルトガルは退場のペペは次節も出場停止となり頼みのクリスティアーノ・ロナウドの状態も良くありません。
この試合はけが人も多かったです。ポルトガルはアルメイダ・コエントラン、ドイツはフンメルスと筋肉系の負傷や膝の負傷で途中交代しています。
ブラジルは高温多湿で慣れていないヨーロッパやアジア圏の選手にケガが多い気がします。
ドイツは負傷者を出したものの好調、ポルトガルは-4の得失点が後で影響してきそうな敗戦となりました。