共に初戦で勝ち点3を獲得したスイスとフランスの1戦はエースのベンゼマの2得点を含む5得点で5-2と圧勝しました。
これで勝ち点を6としてグループリーグ突破をほぼ決めました。
試合開始直後DFリーダーのフォン・ベルゲンが頭部から出血し交代を余儀なくされてスイスに動揺が見られフランスの猛攻を受ける。
中盤からプレスをかけることができず、フランスの攻撃を跳ね返すことができない。
押し込むフランスはCKからジルーが先制のヘッドでゴールを決めると、スイスのキックオフのボールベンゼマがパスカットすると、マトゥイディがあっさりと2点目を決める。
完全に動揺を抑えきれないスイスでした。
スイスも反撃にでるも固い守備のフランスを崩せない。
逆にカウンターの餌食となり、フランスにPKを与えてしまう。
PKを蹴ったのはベンゼマだったがGKにはじかれ、さらに詰めたキャバイエのシュートもクロスバーと決定機を外す。
流れはスイスに行くかと思いましたが、またもやカウンターからジルーが抜け出してバルブエナが3点目を叩き込み前半終了。
それでも諦めずに攻めるスイス。こういったマインドは素晴らしいと言える。
ただゴールはフランス。ボクバからの浮き球スルーをベンゼマがボレーして4-0とし、さらにはシッソコが抜け出して5-0とした。
ほぼ試合は決したわけだけど、スイスは諦めない。まだグループリーグ突破の可能性があるだけに得失点差を詰めたいからだ。
終盤になりスイスは意地を見せ、FKからジェマイリが壁の間を抜けるグラウンダーのシュートを直接決める。
さらにはフランス最終ラインの裏に抜けたシャカが後ろからのボールをダイレクトボレーで5-2とした。
最後の最後でフランスは守備に課題を残したが、スイスの意地もかなりのものだった。
試合終了直後の幻のゴールがあったがリベリーがいないフランスの攻撃力はかなりのインパクトを残した。
決勝トーナメントも楽しみです。