前節、水戸に悔しい敗戦となったが、アウェー連戦は続く。遠い山形の地でモンテディオ山形と対戦。
2-1と完勝で3連戦の初戦を快勝する。
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暑さから前半は抑え気味
GKは水戸戦に続いてスタメンでゴールを守り、他のメンバーは変わりなし。永田は古巣との対戦となる。
山形は31度と蒸し暑さがあり、両チームともに前半は抑えめの入り。
シュートチャンスはほとんどなく不満の残る内容。
永田亮太が古巣・山形への恩返し弾
後半に入って、両チームともテンポアップ。
中央でボールを持った坂井が左サイドでフリーになった瀬川和樹にパス。
ここが勝負所と宮崎泰右、中盤の永田、青木孝太がペナルティーエリアに流れ込み、瀬川のアーリークロスに合わせた。
宮崎が折り返して青木孝太がシュートするも防がれるが詰めていた永田亮太が古巣・山形への恩返し弾を決める。
クロスに対しての反応が良かったのと、DF2人に対して3人入れたのは良かった。
青木は坂井がボールを左サイドに展開する時に隣にいて、そこからトップスピードで一気にゴール前に行ったフリーランニングはさすがでした。
反撃許しセットプレーから失点
悔やまれるのは得点直後のモンテディオ山形の反撃を抑えれなかったこと。
あそこは落ち着いてマイボールを続けて反撃の機会を少なくしてほしかった。
結果的にセットプレーから同点ゴールを許してしまった。
青木孝太か坂井が見ていたように見えるが結果的にフリーで撃たれてしまいました。
まだまだセットプレーでの守備は課題が解消されていないようです。
エデルの復活ゴールで勝利
秋葉監督は、逆転を狙って先週の練習試合で良い動きをしていたエデル、小林竜樹を投入。
前線を活性化させます。
エデルが入ることで楔の縦パスが通るようになり次第にボールが周り出す。
逆転のゴールも坂井からエデルに鋭い縦パスから、一度宮崎に預けてもう一度ボールを持ったエデルが、懐深くにボールをキープしながらシュートコースを作ると右足を思いっきり振りぬくとゴールに吸い込まれる。
ちょっと強引でしたがブラジル人特有の無理にでも打つ事がここでは良かったのでしょう。久しぶりでゴールを求めていたエデルの気持ちも入っていました。
そして試合は終了。2-1でアウェーで勝ち点3を獲得しプレーオフ圏内への望みを繋いでいる。
ボランチはソンスと坂井のコンビが良いと感じる。
坂井は守備はもちろん、攻撃時のスイッチとなる縦パスが鋭いし、相手の意表を突くパスが多いです。
ソンスは対人能力が高く、坂井が上がった後のスペースや相手の攻撃チャンスを止めるのが非常にうまいので、この二人のバランスが非常にとれていると感じる。
次はホームでキラヴァンツ北九州との対戦、連勝がかかっているのはもちろんですがプレーオフ圏内を狙うにはホームでの勝ち点3は必須となります。
とにかくゴールを決める。それにはゴール前に人数をかけることが大切。何人ゴール前に入れるか?それが勝利のカギだ。