[群馬3-1横浜]ザスパクサツ群馬らしい粘り強い守備からの走るサッカーで2か月ぶりの勝利

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ついに待っていたこの日がやってきた。
記念Tシャツが配布されて1万人集客を見込んだ横浜FC戦を勝利した。
ザスパクサツ群馬が最後に勝利したのが3月6日だったので本当に長いトンネルだった。

13横浜FC

緑に染まったサポーター

スタメン

勝てない試合が続いたザスパクサツ群馬はスタメンを大きく変えてきた。
フォワードには主に右サイドハーフでプレーしてきた瀬川祐輔を1トップに据えた。
これは2016シーズンの江坂に似ていて服部監督はゴール前に得点感覚のある選手を置きたがる傾向にあるが、常盤は体調不良(後の情報でわかった)で、小牟田はゴールがないのが影響しているようで、瀬川を選んだようだ。
1.5列目に山岸祐也を初起用。
山岸もこれまでミッドフィルダーでの起用が主だったが、より攻撃的な位置でのスタメンとなった。
空いた右サイドハーフには、運動量もあって繋げる小林竜樹をスタメンで起用。
小林竜樹のスタメンは第9節の松本山雅戦以来だ。
ボランチはモンテディオ山形戦で初ゴールをあげて活躍した中村駿が初スタメンを勝ち取った

初スタメンの中村駿

前半

ザスパクサツ群馬はメンバーを変えたことでややもっさりとした入り。
横浜FCもアウェーということなのかそこまで激しくは来なかった。
それでも2トップのイバと津田に苦しめられた。
特にイバは体の使い方がうまく懐も深いのでキープが非常にうまい。
昔、浦和レッズにいたワシントンみたいな印象を受けた。

清水の好セーブから流れがザスパクサツ群馬に

前半立ち上がりから20分ぐらいまでは横浜FCが優勢でザスパクサツ群馬はやや劣勢だった。
また失点してしまうのかという悪い流れを払拭してザスパクサツ群馬に流れを呼び込んだのは清水のビックセーブだった。
あそこで失点していたらモンテディオ山形戦のように消極的になって大量失点になっていたような気がするからだ。

坪内のゴールがザスパに勢いを生んだ

苦しみながらもしっかりととした守備で前半の30分を耐えたザスパクサツ群馬。

失点してしまうと苦しいのが攻撃力のないザスパクサツ群馬の現状。
その守備を支える坪内秀介がコーナーキックから先制点をもぎ取った。
坪内のゴールはFC岐阜の開幕戦以来だが、開幕戦同様この試合も坪内のゴールからチームの雰囲気が変わった。

シュナイダーと抱き合う坪内

1点とったことで余裕が生まれたのか?時間が経過したことで連携が取れ始めたのか?どちらなのかわからないが全ての選手の動きが変わった。
前線からのプレスもはまりだし、カウンターもきれいに決まるようになっていった。
流れは完全にザスパクサツ群馬だった。

前半は1-0で終了した。
開始直後は横浜FCに支配されたが、坪内のゴールで先制してからはザスパクサツ群馬がゲームをコントロールした。

後半

横浜FCは流れを変えようと選手を一人交代したが流れは変わらずザスパクサツ群馬が持ち続けた。
前線からのチェイシングが連動して決まる。走れる選手ばかりだからだろう。
DFラインへのロングボールは乾がしっかりと弾き返した。

後半もまたザスパクサツ群馬は粘り強い守備から入ると横浜FCの攻撃への力を弱めた。

山岸祐也のJ初ゴール

山岸祐也のJ初ゴールは中村駿の守備から始まった。

ボールを奪うと左サイドの高橋駿太へパス。
中盤の距離感が良い。

高橋駿太はインサイドに入って来た小林竜樹へ縦パス。
瀬川が一気に追い越すと横浜FCの最終ラインと2対2の形に持ち込む。
それでも瀬川には出さずに左サイドを猛然と駆け上がる高瀬優孝にパス。

高瀬は中を確認する余裕がある状態でダイレクトでクロスをあげる。
ここで中を見れるのも素晴らしいパスを出した竜樹のおかげ。
ペナルティーエリア内で待つ瀬川が横浜FCディフェンダーに体を寄せられながらもアウトサイドになんとか当ててシュート放った。
これがキーパーのタイミングを絶妙にずらして弾くのが精一杯となった。

弾かれたボールは自陣からしっかりと走り詰めてきた山岸の前にこぼれ落ちて、あとは押し込むだけだった。
山岸祐也にとってJ初ゴールだったが、あまり喜んでなかった。もっと喜んでもいいような・・

控えめの山岸

中村駿のボール奪取、
高橋駿太の素晴らしい縦パス、
小林竜樹の時間を作りサイドに流した素晴らしいパス、
高瀬優孝のダイレクトクロス、
瀬川のシュートまでもっていった頑張り、
そして最後に諦めずに自陣から走った山岸のフリーランニング。

多くの選手のプロらしいプレーが生んだ素晴らしいゴールだった。

ザスパクサツ群馬は2-0として試合のペースを掴んでゲームをコントロールすることが出来るようになる。

PKでダメ押し3点目

スローインから瀬川がすらして山岸がうまく体を使って反転すると、横浜FCディフェンダーがペナルティーエリア内で山岸を倒すような形となり、ザスパクサツ群馬がPKを獲得した。
山岸のゴールへ向かう姿勢がPKを生んだ。
PKは、松下裕樹がしっかりと決めて3-0とした。松下は2年在籍した横浜FCから恩返しともいえるゴールを入れた。

PKを決める松下

勝ちたい思い

ザスパクサツ群馬が3点とったことで徐々に試合は決し始める。
ここからはベンチワークを含めて時間を使いながら試合をクロージングする服部監督の力が試される。

まずは前線で疲れが見え始めた山岸に変えて小牟田を投入。
前線でボールをキープして相手陣内で試合を勧めたい意図が見える。

さらに残り10分で瀬川に変えて川岸祐輔、小林竜樹に変えて船津徹也を投入し守備的にシフト。
服部監督の絶対に勝ちたいと思いが伝わるとともに、勝てていないチームの弱さも見えた。

守備的交代は後ろ向きな感じに選手達に伝わり、逆転されるケースもあるが横浜FCにはそこまでの力は無かった。
結局、PKで1失点したがしっかりと試合をクロージングして見せた。

試合後に選手達が倒れる姿に、勝つという事は簡単ではないという事が伝わってきた。

試合終了

ザスパクサツ群馬は3-1で勝ち、10試合ぶりの勝利となった。

横浜戦の主役の山岸と坪内

9試合も勝てなかったザスパクサツ群馬が、勝つことが出来たのか、こうもチームが生まれ変わったのか考えてみた。

まずは選手達に何かを変えないと勝てないという思いがあったということ。
負け続けていることを考えれば、同じようにしていても勝つことは無い。

次に出ていない選手にとってはチャンスとなったこと。
ほぼ固定メンバーが使われた2016シーズンだったが勝てないことで、チャンスがでてきた。

そしてスタメンに走れる選手が集まった。
若い選手に加えて小林竜樹も走っての守備に労を惜しまないことで前線からの守備に連動性がでた。
みんな走れるので連動したように見えたという不安はまだある。

山岸がトップ下のような位置とボランチの中村駿が前目にポジションを取っていることで、選手の距離感が良かったのも勝因にあげておきたい。

PKのみの失点に抑えた守備陣も素晴らしかった。これについては乾・坪内コンビになってからは安定している。

全てが考え抜かれた戦術だとは思わないが偶然だったとしても、長いトンネルを抜けるために頑張った結果だったのだろう。
気持ちを見せた選手達やスタッフ、諦めなかったサポーター共に待ち望んだ日だったことには間違いない。

この勝利が偶然だったかは次の試合を見てみないとわからないが、まずは久しぶりの勝利の喜びに浸った。

試合終了で倒れ込む選手達

サポーターの反応

皆さんが選ぶ第13節ザスパクサツ群馬VS横浜FC戦で最も活躍した選手は?

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これまで行ってきた「活躍した選手投票」でここまで割れたのは初めてだ。

どの選手も同じくらい活躍した選手に見えたのだろう。

 

 

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