[群馬2-1徳島]雨の中、野崎の逆転ゴールで劇的勝利

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3月に開幕したJ2リーグも第21節徳島ヴォルティス戦でちょうど折り返し地点。
前半戦最後の試合のホームゲームは2-1でザスパクサツ群馬が逆転で勝利した。

前節アウェーでFC岐阜と引き分けた後、草津温泉で恒例のミニキャンプで実施。
どれだけ連携面だったり、戦術の確認をこの試合で発揮できるかがザスパにとっては重要なことでした。

青木良太が1か月ぶりにスタメン復帰

スタメンは2人入れ替え。
DFラインに青木良太が第17節栃木SC以来のスタメン復帰。約1か月ぶりのスタメンとなる。
開幕から連続スタメンが続いた青木良太がスタメンを外れて1か月。リフレッシュをして戻って来たととらえたい。

2列目の3人は右から横山翔平・吉濱遼平・カイケの並び。
吉濱はFC岐阜戦は体調不良(風邪と胃炎)で休んでいた。
カイケ・吉濱・江坂・横山翔平の連携は試合の度に上がってきているので楽しみだ。

髪切った江坂任

大雨の中キックオフ

試合開始直前から急な土砂降りとなったこの試合。
真夏に夕立は経験した事があるが、これだけ長い時間、この時期にこれだけの雨は初めての経験でした。
キックオフの頃には選手もボールも見えにくい状況になっていきます。
やっている選手も大変ですが、見ているサポーターもかなり大変な状況になってきました。
あまりの雨に傘をさすお客さんも多く、注意されてはスタンド裏に避難するという感じでした。

この状況なのでザスパと徳島ヴォルティス共にロングボール主体。
特に徳島は長谷川にまずはボールをあてるわかりやすい戦術。

乾が歯を折る怪我で負傷交代

そんな注意しなくてはいけない長谷川のマークにいく乾大知にアクシデント。
競り合いの中で長谷川の肘が乾の顔面にヒットし負傷。
スカパーでは歯が折れているという話でした。
そのまま有薗と負傷交代となりました。
FC岐阜戦でも鼻血を出すなど負傷を恐れず体を張った守備をしていました。

個人技とコンビネーションで吉濱が先制弾

ザスパは身長の無い江坂に当てる簡単な戦術は取らずにボールを回しながら両サイドからピッチを広く使って崩していく。
ただ20分まではピッチの感覚になれないのかシュートまでは至らないが慣れ始めたザスパはセンターサークルで松下が倒されてFKを得ると、夛田から左サイドに流れてフリーの江坂にパス。
江坂が緩急をつけたドリブルで徳島DFラインを突破。
徳島陣内深くからのマイナス気味にクロスをあげるとゴール前に飛び込んだ吉濱が入り込みすぎながらもボールをコントロール。
キーパーが飛び出してくるのを見ながら冷静に膝で押し込む。

先制ゴールの吉濱遼平

ゴールを決めた吉濱も素晴らしいが、右サイドから横山翔平がニアに斜めに走り込むことで徳島DFを引き連れ吉濱が飛び込めるスペースを作った点に注目してもらいたい。
FC岐阜戦での江坂のゴールの時も横山翔平が斜めに入る動きでDFラインを混乱させたが、ボールを持っていないときの動きが横山翔平の良さとなりつつある。
でもそろそろ囮ではなくゴール前でボールを持って勝負して欲しい。
記録には残らないプレーだが、今年はプレーの質が高い選手となっています。

きっかけは江坂の個人技だが、吉濱・カイケ・横山翔平と攻撃的な選手のコンビネーションから生まれたゴール。

その後雨も弱まり、ボールを回しだすザスパに対してしっかりとブロックを組んで引いて守る徳島ヴォルティスという形。
ザスパは前線の選手がポジションチェンジだったり、斜めの動きだったりと流動的に動くので徳島ディフェンスも捕まえ切れずにいたが精度が足らず追加点を奪う事ができずに前半を終える。
ただ徐々にゴールが生まれる雰囲気があった前半だった。

後半すぐに失点も最後にドラマが・・

後半は1点ビハインドのある徳島ヴォルティスが大崎に替えて津田を投入。
長谷川と共にザスパ最終ラインにプレッシャーを与えてくる。
ただ青木良太を中心に落ちついたラインコントロールと対人プレーでやらせない。
2015年シーズンのザスパは後半開始すぐに失点することが多いので耐えたい。

津田に流れを変えられる

徐々に津田が前線で起点になることで押し上げられる。
徳島は右サイドで細かいパスをつなぎながら左サイドにスペースを作ると左サイドにサイドチェンジ。
早めにクロスを入れると長谷川がスルーして津田が落し、走り込んできた木村が同点ゴール。

ザスパはボールを保持して耐えたい時間だった。
実際、徳島の攻撃はザスパの簡単なパスミスから始まっていたので修正したい。

リズムが悪くなったザスパ、自分達で修正したい所だがなかなかリズムを取り戻せない。
そんな苛立ちからか、リスタートを妨害した徳島の選手に食って掛かった吉濱遼平がいらないイエローカードをもらう。
うまくいってない感じが悪い形で出てしまう。

永井投入でザスパが流れを再び取り戻す

流れを変えようと服部監督は、横山翔平に替えてベテランの永井雄一郎を投入。
前線でタメを作ることで攻撃のリズムを変えることを試みる。

実際、徳島に傾きだした流れは徐々にザスパに傾き始める。
そしてビックチャンス。
永井と吉濱のワンツーから永井が右サイドを突破すると江坂がニアでドンピシャヘッドでゴールを狙うが徳島GKに弾かれる。
追加点のチャンスだったが惜しくもゴールは奪えなかったがよりゴールに迫っていたのはザスパだった。

両チームがカードを切りながら試合展開を左右する緊迫した試合展開。
徳島がアレックスを投入したことで、ザスパと徳島共に残る交代カードは1枚となった。
どのタイミングで誰を出すかが重要な局面となる。

そんな中、残り10分で徳島は佐藤晃大、ザスパは野崎桂太を投入。
交代直後のコーナーキックで佐藤晃大にボールがこぼれてヘッディングシュートをするがクロスバーに当てる。

野崎の劇的逆転ゴール

対して野崎桂太はファーストチャンスをものにする。
クロスのこぼれ球を拾った小林亮の背後を猛然と駆け上がった青木良太が切返してからのクロス。
DFの背後から前に飛び込んだ野崎がサイドネットにきっちりと流し込んだ。
野崎はこれがこの試合初めてのシュートだった。

ゴール裏に走り出す野崎

サポーターに飛び込む野崎

野崎は自身初の正田醤油スタジアムでのゴール!
さらには野崎桂太がゴールすると逆転負けするジンクスがあったようだがこれで初めて逆転勝利に貢献するゴールとなった。

野崎のゴールも素晴らしかったがDFラインのポジションを捨ててサイドを駆け上がった青木良太の勝負に掛けるベテランとしての判断も素晴らしかった。
もちろん有薗と松下がしっかりカバーしてました。

ゴール前でもファーに江坂、ニアに坂井と選手が入ったことで野崎のゴールをお膳立てした。
特にファーにいた江坂は囮としては最強だ(徳島側としては江坂に合わせてくると考える)

そのまま試合は終了し、ホーム初の逆転勝利となりジェフユナイテッド千葉戦に続くホーム2勝目となった。
勝ち点3を獲得しリーグ前半戦を勝ち点25の15位で折り返した。

野崎ガッツポーズ

草津キャンプの効果

この試合、草津温泉でのミニキャンプの効果がしっかりと出ていた。
まずは1トップの江坂を中心とした攻撃的な選手4人(カイケ・吉濱・翔平・江坂)のコンビネーションが上がったこと。
以前ならば江坂が前線で孤立するシーンが多かったが、徳島戦では江坂を追い越して前に行くシーンが多かったです。
ヒールパスなど意表を突くパスが多かったのも共通イメージを選手間で持てているからこそだろうと思う。

コンビネーションはボランチコンビの坂井と松下裕樹にも生まれていた。
これまではややチグハグなポジションだったが良い関係性が出来たことでボランチが安定し攻守両面で二人の良さが出ている。

毎シーズン、夏の草津キャンプでチームは激変するが今年も後半戦に向けてチームはパワーアップしたようだ。

上毛新聞社賞の野崎桂太

最後にこの土砂降りの中応援したサポーターの皆さんお疲れ様を言いたい。
そしてあれだけの雨の中でもピッチの状態が素晴らしかったことに感謝した。
芝生管理のエスグリ君@shibahuyasanありがとう!
年末の芝生張替えも良かったのかな。

サポーターの反応

ヴォルティスサポが違反行為

試合後にザスパ公式で発表されましたが、試合後半に徳島ヴォルティスが同点になったシーンで徳島ヴォルティスサポーターがスタンドからピッチレベルに飛び降りる違反行為があったようです。
実際にどんな事があったかは現場にいましたが見ることはありませんでしたが、1名ピッチレベルに飛び降りたようです。
徳島はこれまで成績がふるわなかったから、同点が相当嬉しかったんでしょう。
気持ちはわかりますがいけないことですから。

2014年にザスパサポーターがピッチレベルに飛び降りる事件がありサポーターが処分された。

引用: 7月4日(土)徳島戦 アウェイサポーターによる禁止行為違反への対応について

 

 

 

ご報告

7月4日(土)に正田醤油スタジアム群馬にて開催されました、明治安田生命J2リーグ戦第21節 徳島ヴォルティス戦におきまして、アウェイサポーターによる観戦ルールに違反する行為がございましたので、お知らせいたします。
ザスパクサツ群馬では下記の通り、対応をいたしましたのでご報告させていただきます。

■事象:
2015年7月4日(土)に正田醤油スタジアム群馬で開催されました、明治安田生命J 2リーグ第21節ザスパクサツ群馬vs徳島ヴォルティスの試合におきまして、後半10分、徳島ヴォルティスの得点が入った際に、興奮したサポーター1名がフィールドに飛び降りる行為が発生いたしました。

■禁止行為:フィールドへの飛び込み行為

■処分対象:1名

上記行為は、Jリーグ・クラブにおいて定められている試合運営管理規程に禁止されている行為であります。以上のことから、Jリーグで定める統一禁止事項に照らし合わせ、下記の通り対応いたしましたのでお知らせいたします。

■罰則内容:
当日当該試合での退場処分

今後は、同様な行為の再発防止につとめ、観戦ルールとマナーの周知徹底およびセキュリティの強化に努めてまいります。
ご来場されます皆さまに対しては、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

以上

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