コラム

ザスパクサツ群馬の2014を振り返るMF編。今年の中盤の役割とは

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ちょっと期間があきましたが2014年シーズンのザスパクサツ群馬を振り返る・MF編を書きたいと思います。

MF(中盤)の選手は大きく分けて守備的なMF(ボランチ)と攻撃的なMFとに分けられます。
2014年シーズンのザスパクサツ群馬は非常に中盤の構成に悩みました。
ボランチにおいては1ボランチ、ダブルボランチ合わせて10通りの組み合わせで選手を起用。
前半戦で主に1ボランチを採用。
得点が取れないことから2トップの後ろに攻撃的MFを2枚置くフォーメーションを採用していました。

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ボランチの中心はファンソンスだが

ボランチの中心はファンソンス。ボランチとして20試合に出場。ディフェンダーとしても18試合に出場していますので守備の中心でした。
アシストも記録しているように、タイミングのいい攻め上がりで攻撃にもアクセントを付けた。
ダブルボランチ時の相棒には前半戦は坂井洋平(22試合)、後半戦は加藤弘堅(21試合)が主でした。

浄さんとソンス

勝率で見るボランチ構成

どのボランチ構成で勝利が生まれたか集計してみました。

  1. 加藤弘堅 67%(2勝)
  2. ソンス・加藤 57%(4勝)
  3. 坂井洋平 33%(2勝)
  4. 坂井・加藤 33%(2勝)

P9060224

2014年シーズンで契約満了となり2015年シーズンはギラヴァンツ北九州に完全移籍した加藤弘堅が勝ち星の上では中心でした。
1ボランチ、ファンソンスとのコンビ、坂井洋平とのコンビとすべて合わせて8勝と圧倒的。
なぜこれほどまでに勝利に結びついているかは後のデータ検証で明らかになります。

失点から見るボランチ構成

今度はボランチとして失点をどれほど抑えるのに貢献しているかを比較してみましょう。
まずはボランチ構成での失点数(1試合平均)が多いコンビを集計してみました。

  1. ソンス・坂井 2.14(失点15)
  2. 坂井・永田 2.00(失点2)
  3. ソンス 2.00(失点2)
  4. 坂井・加藤 1.83(失点11)

坂井洋平

失点が多い試合でのボランチを見てみると坂井洋平の名前が3度。
坂井自身のプレースタイルが攻撃的で守備の面では割り引かれる部分が多いという結果に。
失点が多いという結果は坂井がボランチで出場すると13敗したということからも証明されている。

まとめ:ソンスの相棒はだれ?

ボランチの中心はファンソンスでしたが、その相棒は誰が良かったのでしょうか?

ソンス・坂井のコンビとソンス・加藤のコンビにおける得点と失点を集計してみました。
これは集計してみて面白い結果となりました。

  • ソンス・坂井 得点6 失点15
  • ソンス・加藤 得点10 失点5

相反する結果となっています。
ソンスと坂井のコンビでは1勝しか出来ていないのもうなずける結果です。

ソンスは加藤と組むことで得点は倍に増え、失点は1/3に減ることになる。
加藤弘堅1ボランチでも2勝1敗だったことを考えるとボランチの中心はファンソンスというより加藤弘堅だったと言える。

最後に永田や金沢も試合には出たものの結果は出せなかった。

私の検証からは加藤弘堅と契約を更新できなかったことが悔やまれてなりません。

バランサーとしての小林竜樹

続いては攻撃的MFの分析です。
後半戦はダブルボランチを採用し4-4-2または3-4-2-1を採用してました。
攻撃的MFもそんな模索の中、11通りの構成となりました。

2014年シーズンを通して右・小林竜樹(27試合)、左・青木孝太(26試合)が中心の構成。
この二人に横山・永田・宮崎がコンビとなって試合に出場していました。

得点から見る攻撃的MF構成

本人がアシストや得点するのが本来の仕事ですが今回は出場した試合での1試合平均の得点数で集計してみました。

  1. 永田・小林 1.67(6試合で10点)
  2. 宮崎・小林 1.40(5試合で7点)

 

金髪の竜樹

これ以下は1.00が多かったので割愛。
意外な結果といっては失礼だがどちらにも小林竜樹が入っている。
運動量からくるバランスのとり方が小林竜樹が優れているので、彼が守備で奔走する代わりにFWを含めた他の攻撃的選手が攻撃に専念できるのかもしれません。

ちなみに小林竜樹と青木孝太のコンビは1勝10敗3分けと散々な結果でした。

勝利数で見ると永田が8勝、小林が7勝と貢献。
永田は勝率50%と好成績となっています。
個人の成績としてはアシストやゴールが少ない永田・小林がスタメンの場合の勝率が高いのは意外でした。

先制ゴールの永田亮太

この結果から、ザスパの中盤は攻守両面でバランスの取れた選手の方が良いという結論です。
これは平繁・ダニエルロビーニョというツートップをいかに攻撃に集中させるかという事が重要で、だからこそ走れる小林竜樹と永田亮太がスタメンとして試合に出ると好結果が生まれているのかもしれません。

まとめ

2014年シーズンのザスパクサツ群馬について、守備的MFと攻撃的MFと分けて比較してきましたがどちらの選手も攻守両面において一定以上の能力を持ったバランスの取れた選手が必要だったと言えます。
これは前線にダニエルロビーニョ・平繁龍一という強力なツートップが存在するからこそ、守備から攻撃への切り替え、ショートカウンターにも参加できる走力が必要だったのかもしれません。
また労を惜しまないハードワークも兼ね備えた選手が好成績を納めている結果とも言えます。

ですがシーズン通して怪我人であったり、フォーメーションの関係であったり、構成を固定できなかったので、不安定な中盤となってしまったのかもしれません。

2015年シーズンは松下裕樹が復帰しましたので、ボランチから攻守両面から組立のできるチームに再建して欲しいです。

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