2019年 J3 第7節 ザスパクサツ群馬VS ガンバ大阪U23レビュー

ザスパクサツ群馬とガンバ大阪Ｕ２３の試合を見てきました。

今回はフライデーナイトということで金曜日のナイターでした。
ナイターだけでも寒いのに小雨が降る気候で、輪をかけて寒かった。

試合も残念な結果で０－０の引き分け。
ホームでは勝ち点３が必要な順位のザスパクサツ群馬なだけに、苦しくなる引き分けとなった。

前半からガンバ大阪がポゼッションする展開。

開始直後は取りどころをつかめずにゴール前までの侵入を許した。

前半の中盤から布監督が金城を呼んで、何度か指示をして修正。
そこからはうまくボールを奪うことが出来るように。
布監督の修正能力はさすがなんだよなー

それでもポゼッションは７：３くらいでザスパは一見押されているように見える。

でもほとんど怖さは無く、要所は抑えていたので、ザスパがうまくカウンターかセットプレーで得点すれば勝てた試合だった。

チャンスは何度かあったがザスパクサツ群馬はゴールすることが出来ずに試合は引き分け。

でもチームが崩壊しているとかうまくいっていないとは思わない。

ガンバ大阪Ｕ２３は、以前ザスパクサツ群馬を指揮していた森下監督。
ザスパを指揮していた時もそうだったけど、ポゼッションを志向する監督なのでパスは繋いでくる。
そこを無理に取りに行くのではなく、引き入れてからカウンターを仕掛けたかったはず。
布監督の狙いもそこにあったのかなと思うけど、肝心の決定力が足りなかった。

攻撃力アップを目論んで補強とシステムが組まれているだけにここ最近の結果は辛い。
でも続けていくしかない。
得点力アップの起爆剤として、そろそろ復帰が噂されるあの人に期待しちゃうなー
青木翔大の下に加藤潤也とＷシャドーで入ると面白そうなわけです。

布監督の進退問題まではいかないだろうけど、次から連勝していかないと、今シーズンのＪ２昇格が厳しくなる。

先日、ザスパクサツ群馬の赤字決算が発表されたばかり、今年Ｊ２に昇格しないとさらに財政的に苦しさが増す。

Ｊリーグからの分配金が収入の大きな部分を占めているザスパクサツ群馬にとってＪ２クラスの分配金は、今のチーム経営を維持するためには必須。
これは本当にやばい。