[横浜1-0群馬]戦えるボランチの不在。選手の気持ちのズレが敗因

2014年9月8日

ザスパクサツ群馬は、三ツ沢で行われたアウェーの横浜FC戦は1-0で敗れ3連敗。
平繁がスタメンに復活してフル出場するなど光明はあったものの無得点。次はミッドウィークに天皇杯・名古屋グランパス戦です。

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平繁スタメン復帰

平繁龍一

怪我人・累積などでスタメンが相変わらず流動的で苦しいザスパクサツ群馬。
スタメンに復帰した平繁ですが横浜DFの徹底したマークにあい、ボールを触る機会がほとんどない歯がゆいスタメン復帰となった。
ただ横浜FCのラインが下がった終盤にはボールを受ける機会もあったのでフル出場できたのは良かった。
前半からボールを受けに中盤まで降りてきても良かったのでは?昨年はチームの苦しい時にはそうしていた。
監督から真ん中で待つように言われているのかな?右サイドに流れることはほとんどなかった。

それでも攻撃が組み立てられたのは平繁不在の中でも模索した経験が培ったもの。
相棒の宮崎や中盤の青木孝太・小林竜樹が運動量豊富に動き回りスペースを見つけてはサイドから攻撃を組み立てる。
組立はできるものの以前からの課題でもあるフィニュシュまでの精度に欠け得点までは至らない。

横浜FCのセンターライン、安英学・松下裕樹のベテラン達の守備を崩すには至らない。
とにかく攻撃の芽を摘む力はずば抜けている。
読み・ポジション・流れを読む力全てにおいて素晴らしかった。
後半戦、負けなしの力は安定感のある守備から来ているのは間違いない。
センターがしっかりしている分、両サイドが安心して攻撃参加しているように見えました。
横浜の右サイド・小池と群馬の左サイド・瀬川の攻防は非常に面白かった。

群馬にとって戦えるボランチがシーズン通して固定できていないのが痛い。
シーズン前はソンス・金沢浄にその役目が期待されていたが、ここまで期待通りの結果は示されていない。
さらにはフォーメーションの流動性や1ボランチまで試したことで選手の固定もできない状況で不動の存在は作り出せなかった。

言動・ポジション・プレーで戦えるボランチの存在を作ることが来シーズンへ向けて急務となっている。

この試合、完敗という内容ではないが球際・局面で戦えない選手がいたこともぬぐえない。それが勝敗を分けた。
昇格が絶望的になり最近のプレーから感じていることだが選手の意識に差が生まれすぎている気がする。
試合後の選手のコメントからもちらほら見えている。

●小林竜樹選手(群馬)

「最初の頃の連敗と違って、あの時はやろうとすることをやっての連敗だが、今はもっとやることを徹底したほうが良いと思う。1人1人がやっていないとは言えないが、チームとしてもっと徹底していかないといけない」

●青木孝太選手(群馬)

「アイディアとか連携とか、1人1人が意識しながら、コンビネーションを深めながらやっていかないといけない」

なんとなく11人の気持ちにズレを感じ取っている気がする。
水曜の天皇杯で高いモチベーションで望める機会。
監督・コーチはもう一度選手たちの気持ちをコントロールしてほしい。

終盤の竜樹の惜しいミドルシュートに光明を見出したい。

後、有薗も初スタメン良かった。
有薗のカバーリングはやっぱり良い。

群馬サポーターの反応

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たかゆき

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