2019年6月9日、ザスパクサツ群馬とガイナーレ鳥取のホーム戦は、5-0でザスパクサツ群馬が勝ち今シーズン初めての連勝を飾った。
まるで夢のような試合だった。
思いもよらない圧倒的な試合展開に驚いた。
でもJ3に降格した時に思い描いていた戦いが圧倒的に勝つ、こんな試合だったと思いだした。
あれから2年。
ザスパクサツ群馬は、ついにJ2を目指せる完成形に近づいたと感じています。
スタメン
岡田翔平高澤優也青木翔大
加藤潤也
佐藤祥金城ジャスティン
光永祐也舩津徹也渡辺広大吉田将也
吉田瞬
岡田翔平が初スタメン
スタメンは、FC東京U23戦とほぼ同じ。
左ウイングを田中稔也に替えて、岡田翔平が初スタメン。
スタメンに戻ってきたということは、コンディション的に万全になったということ。
これまで田中稔也のパフォーマンスには疑問があっただけに、信頼と実績の岡田翔平が復帰したことは頼もしい限り。
結果的に、攻守において左サイドのパフォーマンスは向上した。
前半7分間で4ゴール
試合開始20分間は、ボールが落ちつかず、蹴りあいになったことで中盤が機能しない。
前線と最終ラインをロングボールが行きかう展開はザスパのペースではない。
20分経つとガイナーレ鳥取の攻撃に対応できるようになり金城ジャスティン俊樹や佐藤祥がボールを保持してパスを散らすようになったころからザスパペース。
オフサイドの判定にはなったが高澤優也の鮮やかなヘッドがゴールネット揺らしたことでゴールショーが始まる。
高澤優也のPK、青木翔大と吉田将也のワンツーからの反転シュート、吉田将也のクロスを高澤優也が流し込む、岡田翔平が復帰弾。
シュート5本で4ゴール(その内1本はオフサイド?)
完璧な試合展開に不安を覚える前半。
勝ち慣れていないザスパサポーターの典型のような勝っているのに不安感。
後半は、修正したガイナーレ鳥取に苦しめられたけど、カウンターから吉田将也が2試合連続のゴールでダメ押し。
5-0で勝利して連勝
なんでこんなにもザスパクサツ群馬は強くなったのか?
急に強くなったわけでもなく、選手を替えたり、フォーメーションを変えたりと試行錯誤を繰り返してきたことの結果。
でもそんなことは毎シーズン繰り返していること。
シーズン終盤まで修正することもあるので、うまくいったの何年ぶりかな?
FC東京U23戦では、好調の理由に高澤優也の成長をあげましたが、今回は中盤の選手達をあげたいと思います。
トップ下の加藤潤也とボランチの佐藤祥と金城ジャスティン俊樹の連携と視野の広さをあげたいと思います。
ガイナーレ鳥取戦でのゴール全てで3人が攻撃のスイッチ入れてます。
佐藤祥は開幕から活躍していますが、金城ジャスティン俊樹のボランチはここまでフィットするとは驚きです。
3点目をアシストした吉田将也へのスルーパスは秀逸。
加藤潤也も前線と中盤のつなぎ役としても、ゴール前でのアシスト・ゴール共に期待できる選手として本来の活躍を見せてくれています。
結果はアシストしか記録してませんが、攻撃の中心にいたことは間違いないです。
吉田瞬のナイスセーブも付け加えておく。
こうなってくると、次は3連勝。
ザスパクサツ群馬が連勝している間、上位クラブも負けていない。
昇格圏内との勝ち点差6は変わっていないので負けられない。