ザスパクサツ群馬は1月15日に2016シーズンの新体制発表会を行いました。
遅くなりましたが、記事にしたいと思います。
ザスパクサツ群馬は2016シーズンも選手を大幅に入れ替えます。
ザスパが契約満了にした選手と、他クラブからオファーを受けて完全移籍することになった選手やレンタル移籍することになった選手を含めると17名がいなくなりました。
そこで獲得したのが新加入や移籍を含めて20名の選手です。
ここでは新たにザスパに加入した選手それぞれを紹介していきます。
新加入選手
新加入でザスパに入るのは名。
日本国内の大学から5名、韓国の大学・高校から2名、ザスパユースから1名です。
大卒選手
ザスパでは、大卒選手は年齢的にも能力的にも即戦力として位置づけられています。
2015年の江坂のようにチャンスを掴み、結果を残せばいくらでも出場機会を得られるのがザスパというクラブです。
2016シーズンは江坂の活躍のおかげか有望な選手が多数加入した。
上手くいけば5名全員レギュラーになる可能性さえあります。
特に注目は山岸祐也と瀬川祐輔でしょう。
2人とも攻撃的MFで瀬川は右サイド、山岸は中央(他もできる)でプレーできるようなので攻撃を作っていける存在。
山岸と瀬川のイマジネーションと技術でザスパの攻撃が組み立てられていく可能性は充分にあります。
残ったW中村と八角が期待できないわけじゃない。
W中村は2人とも大学時代にキャプテンだったし、八角は浪人してまで早稲田に入った熱い男。
3人はアマチュア契約なので試合に出ないとプロ契約勝ち取れないと思うので、必死にやると思うので応援したいです。
5人とも高校時代・大学時代共に活躍したかなりの才能を秘めた選手ばかり。
菅原GMを含めてフロントは良くやったと思います。あとは活躍するだけ。
韓国人選手
2015シーズンに在籍した韓国人のユンヨンスンとファンソンスは契約満了、大分トリニータに移籍となったのでアジア枠は空いた。
韓国勢については、情報が少なくて正直わかりません。
それでもザスパに強い気持ちで挑戦してきてると思うので楽しみです。
イムチャンビンはボランチで、オハンビンはフォワードという事です。
ユース選手
ザスパクサツ群馬が久しぶりにユースの選手をトップ昇格させました。
志村駿太は、18歳ですので即戦力というわけではないと思いますが、3年後ぐらいには楽しみな存在だと思います。
アマチュア契約だが、ザスパがそこまで耐えられるかですが。
移籍選手
ここではザスパクサツ群馬が、居なくなった選手の代わりに補強した選手達を紹介します。
すでにJリーグで出場している選手なので即戦力としての期待がかかる。
いなくなった選手よりも活躍することが望まれる。
大宮アルディージャから清水と高瀬をレンタル移籍で補強
左サイドバックのレギュラーだった小林亮が居なくなったのでそこに高瀬、レジェンド北一真が契約満了となったので清水を補強した。
2人とも大宮アルディージャでは出場機会がほとんどなかったので、どこまでできるのかわからないが大宮にいた選手だけに能力は高いはずなので楽しみ。
ユーティリティープレーヤー船津をモンテディオ山形から補強
船津は両サイドバック・センターバック・ボランチをこなせるユーティリティープレーヤー。
各ポジションが手薄なザスパにとっては必要な選手。
どのポジションで試合にでれるかはわからないがどこでも出場できる可能性はある。
センターバックにジュビロから坪内を補強
ザスパは出場機会を失っていた坪内にオファーし完全移籍で獲得した。
失点を減らしたいザスパにとっては坪内は即戦力として期待がかかる。
青木、乾、川岸にも刺激になるだろうし競争によってチーム力があがるのが楽しみだ。
右サイドバックには石川大徳を補強
守備ラインの強化という意味では右サイドバックも補強ポイント。
J1王者のサンフレッチェ広島で出場機会を失っていた石川を上手く補強した。
最近はレンタルに出されることが多く、心機一転ザスパで再帰してくれることを願いたい。
練習生から獲得した一柳
一柳は練習生として2015シーズンからザスパに参加していた。
実績はあるので4年ぶりのJリーグで暴れてもらいた。
センターバックはかなりの選手を補強したので競争は激化している。
ゴール量産に期待のFW補強は常盤
2016シーズンの守備ライン補強が多いザスパだけど、攻撃は常盤に期待している。
ロアッソではうまくいかなかっただけにザスパで再生してくれると思う。
ザスパではアシストする選手は多いが、ゴールを奪える選手は少ないので期待大だ。
特にエース江坂が移籍しただけに変わる存在として期待した。
スピードタイプのFW・高橋を補強
ポストプレイヤータイプのFWが多い中でスピードタイプの高橋駿太を補強できたのは大きい。
JFLで得点王になったように、ゴール感覚も優れているのでそこも期待。
J3経験しか無いのが不安材料だけどキャンプから活躍して定位置確保して欲しい。
富居移籍でパクスンリを補強
富居がモンテディオ山形に移籍したことで空いたGKの枠を朴の補強で埋めた。
急遽埋めた補強のような書き方だけど、かなりの選手の模様。
ブラジル人選手
2016年も3人のブラジル人がやってきます。
ボランチのチアゴ、フォワードのボカ、アタッカーのマテウスと2016シーズンのザスパ攻撃陣をけん引するのがブラジル人のようだ。
毎年のことだけど、能力よりも日本のサッカーになじめるか、日本になじめるか、来日してフィジカル作れるかにブラジル人はかかっている。
2015シーズンのオリベイラは能力高かったけど日本になじめてなかった(いろいろと)
カイケもホームシックになったとか。
開幕までに上手く日本サッカーに慣れて、コミュニケーション取れれば活躍できるでしょう。
良い感じの補強
ここまでの補強はしっかりといなくなった選手の穴を埋めていると感じるし、大卒選手やユースからの昇格と可能性のある若手も獲得しているので素晴らしいオフシーズンだったと言える。
ザスパクサツ群馬のような低予算クラブにとって有能選手獲得には厳しい現実があるが、2016シーズンはアマチュア契約など上手く使って集めたと思う。
そしてアマチュア契約でもザスパに加入したと思ってくれた選手には感謝しかないし、ザスパを踏み台にするぐらいの気持ちで活躍して欲しい。
2016シーズンのスローガンは「覚悟」
ザスパクサツ群馬の2016シーズンスローガンは「覚悟」に決まった。
覚悟という言葉の意味としては良くないことを予測して心の準備をする事らしいが、なんとも嫌な予感しかしない言葉だ。
悪い風に考えれば、降格を覚悟しろという意味にもとれる言葉だ。
クラブとしてはいい意味として、不退転の決意というかJ1昇格に向けての覚悟ということで使った言葉なのだろう。
ザスパの2016ユニフォームはフィンタ継続
ザスパクサツ群馬の2016ユニフォームサプライヤーはフィンタで継続となりました。
胸スポンサーはカインズホームで背中はベイシアとなりました。
ユニフォームデザインは胸のVから横縞のグラデーション風となりました。
横縞は今シーズンの流行りのようで多くのクラブが採用しています。
スタメン予想
最後に、ザスパクサツ群馬のスタメンを勝手に予想してみました。
選手のプレーを見て無い段階でイメージでスタメンを大胆に予想してみましたw
2016シーズンにフォーメーションを何にするかを服部監督が明言していないので、4-4-2と3-4-3という守備システムに4バックと3バックを採用したフォーメーションを予想してみました。
4-4-2のスタメン予想
予想図を見てもらえればわかると思いますが、新加入組をやや優先しました。
2015年のスタメンで入っているのは松下のみとなってしまいました。
ブラジル人に関しては仕上がり次第。
ボカと常盤のツートップで、両ワイドのMFは瀬川とマテウスにしました。
マテウスが仕上がらなければ小林竜樹を入れたい。ボカの代わりは小牟田を押したいです。
ボランチはチアゴと松下。ボカ・マテウス・チアゴのブラジルラインが連携的にも楽しみです。
サイドバックは高瀬と石川の移籍組。サイドからのクロスの精度に重点を置いて2人を選びました。
センターバックは川岸と坪内。群馬コンビで強靭な守備ラインを作れそうです。
GKは清水。ドリームマッチで守備ラインとの連携もよさそうなので選びました。
3-4-3のスタメン予想
こちらも4-4-2スタメン予想と同じでブラジル人は仕上がり次第。
3バックはあまりザスパで上手く行ったことないので不安ですが、対人に強い3人が並べてみました。
中盤より前は瀬川が外れたこと以外は、4-4-2と変わりません。
マテウスの位置にはやはり小林竜樹と少し迷います。
常盤はシャドーの位置の方が良さそうです。
まとめ
4-4-2も3-4-3も右の攻撃的ポジションは吉濱遼平が一番なのですが、怪我で離脱中なので除外しました。
個人的なスタメン予想はどうでしょうか?
移籍加入組の期待感が上回ってますが、残留組にも期待しています。
中盤から前はブラジル人が機能するかという感じなので、今年もブラジル人がチームの中心になりそうです。
皆さんも自分で考えたスタメンを予想して開幕戦を楽しみにしましょう。