[ザスパ1-0ガンバ大阪U23]LACCO TOWERがザスパの勝利を呼び込む

2週間前の対戦では大敗したガンバ大阪U23との対戦。
完全に力負けだった大阪での戦いから2週間。
ザスパクサツ群馬がホームでチームが成長した力を示した。
そんな9月2日のホーム・ガンバ大阪U23との試合を解説していく。

試合は1-0で最少スコアでの勝利だったが勝ち点3を勝ち取った。
風間宏希の芸術的フリーキックが決まっての勝利だ。
アウェー大阪での戦いで違うところはホームの大声援とLACCO TOWERがホーム戦を盛り上げた事。
正田醬油スタジアムの雰囲気はザスパクサツ群馬が勝つためのそれった。

後半への布石とザスパのカウンター

金城ジャスティン俊樹に注目!

ザスパクサツ群馬は、この夏で大きく変わった。
強化部が的確な補強で弱点であるポイントを少しづつ減らした。

やはり注目は、新加入の金城ジャスティン俊樹。
どのように攻撃にアクセントを加えることができているのか、楽しみでした。
そしてブンデスリーガでも通用したプレーを正田醬油スタジアムで見たかった。
でも、残念ながらDAZN観戦になってしまいました。
ちょっと見た感じでは、とにかくキックの精度が高い。
難しいパスもダイレクトでもパスを出すことが出来ますし、スペースと時間が無くてもプレーできる判断力と俊敏性を備えています。
Jリーグに慣れてくれば、まだまだ良くなる感じは受けました。

碓井鉄平が壁になる

碓井が守備的なMFとして鎮座したことで攻撃的なMFへとポジションを移した風間宏希が攻撃のバリエーションを増やした。
足らなかった攻撃の想像性は上がったように感じる。
動ける小林竜樹と共に前線へのパス供給はかなり増えた。

前半にも、カウンターの起点になったのは小林達樹であり、碓井鉄平だった。
高橋駿太のシュートはガンバ大阪U23のゴールキーパーに防がれたがシュートまでいけたことで崩せることは証明した。

試合の流れはザスパ→ガンバ→ザスパと目まぐるしく

試合開始直後は、ガンバ側のホームチームへのリスペクトからか、ザスパが攻める時間が多かったけど、それも開始15分くらい。
単調になるザスパクサツ群馬の攻撃が続くと、次第にザスパクサツ群馬の攻撃力を見透かしたかのようにガンバ大阪U23が次第にボール支配力を強めてガンバペースに持ち込まれる。
もともとは個人技術の高いガンバ大阪U23。

ザスパクサツ群馬は耐える時間とみるとしっかりとひいてカウンターを狙う。
特にガンバ大阪U23のサイドが空いた時にはパスカットから鋭いカウンターと平均年齢が高いなりの大人の戦い戦い方を見せた。
前回対戦時にやられた経験も生きているのかもしれない。

後半への布石は、イエローカードが前半に出たこと。
カウンターを止めるためにガンバの選手が手を使って止めた事によるイエローカードだ。
これがザスパクサツ群馬にとって数的有利になる後半への布石となった。

風間のフリーキックで先制し、二人が退場したガンバを抑え込みザスパの勝利

風間宏希の鮮やかなフリーキック

後半開始すぐ、ペナルティーエリア手前で得たフリーキック。
ザスパの攻撃時にペナルティーエリア手前で腕を掴まれて大島が倒れたシーンだけど、ザスパの攻撃中だったので主審は流しても良かったが結果的には止めても変わらなかった。
風間宏希の描いた放物線は壁をきれいに越えてしっかりとゴール左隅に突き刺さった。
風間は2試合連続のゴール。

このゴールでザスパクサツ群馬は試合を有利に進めていく。

ガンバの選手は手を使って倒して二人退場

その直後のプレーで小林竜樹を引っ張り倒した、ガンバ大阪U23の妹尾が2枚目のイエローカードで退場になった。
これが前半の布石だったわけだけど、ガンバ大阪U23の選手は手を使って相手を止めすぎる。
妹尾に代わって右サイドに入ったのが高江だけど、その高江も前半に1枚後半に1枚イエローカードをもらって退場となる。

ガンバの選手を二人も退場に追い込んだ小林竜樹。
どこにでも顔を出してパスを受けるし、ガンバが嫌な部分でパス受けるので本当に嫌な存在だったと思うけど、これが好調な時の小林竜樹のプレーだ。
ザスパが守備の時にもしつこく追いかけてくるのでイライラしたのかもしれない。
何度も言うけどこれが小林竜樹のプレーなんだ。

ザスパの試合コントロール

ザスパクサツ群馬には、追加点をあげて勝利すること、試合をコントロールし1-0で勝利することなど選択しは多数あった。

試合終了まで20分あるなかでどのような選択をするか。

ガンバの選手が退場したことで、高橋駿太のハーフボレーなどチャンスは作れるようになったがゴールは奪えず追加点とならなかったことで、ザスパクサツ群馬はマイボールの時間を増やしてゲームをコントロールしていく。
雨が降る蒸し暑い中での試合で賢明な判断なのかもしれない。
金城ジャスティン俊樹に代わって阿部巧が入ったことでもザスパクサツ群馬が勝ち点3を取りに行く姿勢は、守り切るというメッセージとなった。

勝ち点3の意味

ガンバ大阪U23に勝利したことで、勝ち点3を加えて31になりました。
順位は6位にあがり、首位との勝ち点差を10で維持した。
J2昇格は2位までが自動昇格ですから、2位の鹿児島ユナイテッドとは勝ち点差6も維持。
ザスパクサツ群馬に負けたガンバ大阪U23以外は勝利していることを考えても、今後のJ2昇格レースを勝ちあがっていくには負けないことが必要なようです。

なのでガンバ大阪U23戦での勝利はとっても大きかったことです。

次節はアウェーのセレッソ大阪U23戦。
今後も負けられない厳しい戦いが続きますが、ザスパクサツ群馬の粘りで勝っていきましょう。

LACCO TOWERさんが試合を盛り上げる

ザスパクサツ群馬公式応援歌を歌ってくれている、LACCO TOWERが試合前にライブで会場を盛り上げた。
LACCO TOWERさんが正田醬油スタジアムを盛り上げたことが勝利につながったことは事実です。
現場にはいませんでしたが、サポーターのツイートをみても明らか。
LACCO TOWERは、応援席に駆け付けたり、試合後には勝利のライブを実施。
本当に彼らは神です。

https://twitter.com/yoshikun_932/status/1036184215702855681

https://twitter.com/shigemasa56/status/1036260358040608768

https://twitter.com/shin1_jet/status/1036266159463518208

https://twitter.com/aymm0726/status/1036227335119204352

この盛り上がりを見逃したのはマジで痛い。

LACCO TOWER 見たかった(´;ω;`)

  • この記事を書いた人

たかゆき

ザスパクサツ群馬の応援ブログを運営しています。 ザスパクサツ群馬の情報や毎試合のレポートを記事にしています。 ファン歴は、ザスパ草津時代から含めて2002年からです。 関東・JFL・J2・J3と経験してきたので、後はJ1残すのみ。 SNSでも交流したいと思っておりますので良かったらフォローして下さい。

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