北関東ダービーで敗れたザスパクサツ群馬はホームに戻ってきて仕切り直しの一戦。
相手は大型補強した京都サンガです。
連敗だけは避けたいし、ホームなので勝ち点3が欲しかったですが、セットプレーで失点し、その後はザスパの猛攻もありましたがゴールが遠くザスパクサツ群馬が敗れました。
これで5試合勝ちがなく順位も15位へ低下。
結果を残しながらチーム力をあげることが出来なかったツケが徐々に出始めました。
新加入選手のキャッチフレーズ2016
試合前に2016シーズンから新加入した選手のキャッチフレーズが発表された。
全選手ではないが画像付きで紹介したい。
ゲームパティシエ:清水慶記
名前の慶記(ケーキ)からゲームを組み立てるパティシエという意味かな?素晴らしいです。
夢追人:一柳夢吾
一柳夢吾の夢という感じを入れた素晴らしい作品。
振り返れば坪がいる:坪内秀介
医療ドラマ「振り返れば奴がいる」をうまく使った?
カバーリングの上手い坪内選手らしい作品。これ一番好きです。
王手を担う香車:高瀬優孝
サイドを駆け上がる姿は香車ですね。
あとは王手を楽しみに
火の鳥:瀬川祐輔
どんなイメージ化はわかりませんが、強そうです。
冷静と情熱のエスプリ:山岸祐也
エスプリって知性とか精神って意味らしい。
今の所、冷静さが勝っているかな?
駿足アタッカー:高橋駿太
駿足の高橋選手らしいキャッチフレーズ。
マテウスサンバ:マテウス
サンバのように踊るようなプレーが見たい
ハリケーン!!ノリ:石川大徳
嵐を起こすイメージでしょうか?
バイタルのドーベルマン:船津徹也
ドーベルマンに顔が似てる?
フェニックス:ボカ
不死鳥の永井と同じ意味?
火の鳥の瀬川とも同じですね。
今回はスタメンとサブのみしか写真撮れませんでした。
全て素晴らしい作品で考えたサポーターの方には感謝します。
スタメン
前節からの変更は、右サイドバックに一柳夢吾が復帰。
一柳がセレッソ戦で負傷交代してから守備の安定性を欠いていたので心強い。
右サイドの攻撃的MFに瀬川祐輔が復帰。
スタメン落ちした水戸ホーリーホック戦の前半を見ても瀬川がいないと攻撃が成り立たない事を証明していました。
ボランチも船津徹也に替わって、右サイドから山岸祐也が入りました。
服部監督はゴールが奪えていないことからより攻撃的な山岸をボランチで起用したようです。
ツートップには小林竜樹に替わってマテウスが今季初スタメン。
マテウスにはゴール前での迫力あるチャンスメイクが期待される。
前半
京都サンガにはザスパクサツ群馬から移籍したダニエルロビーニョがいます。
昨シーズンは病気でザスパ戦には出場せず、だったので久しぶりの正田スタでした。
後のコメントで本人も嬉しかったようですが、こちらも元気に試合に出ているようで良かったです。ゴールも決められなくてよかったです。
試合開始直後はお互いロングボールの蹴り合い。
攻撃の決め手を欠く両チームはミスに乗じてチャンスは作るが決定的なゴールチャンスは無かった。
一柳が復帰したことでザスパの守備は安定。
川岸にもいい影響があるようで動きが良くなったように見えます。
戦術の幅を広げたザスパ
これまで縦に早い攻撃が多かったザスパ。
小牟田にキープさせて、高橋・瀬川の両ワイドが前に走るという攻撃のみでした。
単調な攻撃な為、相手チームに研究され両ワイドにスペースを与えないことで対策されてしまいました。
他の選手の動き出しや係わりが少ないのと、唯一動ける常盤の離脱でさらに選択肢は狭まっていった。
京都サンガ戦ではやや戦い方を変えてきた。
ボランチを経由する形でパスを散らしてきた。
最終ラインからも逆サイドへのロングパスも出たりと、ピッチを広く使いながら両ワイドに何とかスペースを作ろうという意図が見て取れる。
新しいことがすぐに結果が出るとは限らないが、縦オンリーの攻撃に手詰まり感が出ている中で攻撃に幅を持たせることで相手に対応にくい状況は出来てきそう。
まだまだ形にするには時間がかかりそうです。
結果的にザスパは前半シュート0となった。
高橋駿太の決定的な場面での空振りもあるので0ではないですが、手数をかけて攻撃しているので時間はかかりそうです。
主審が終了時間を間違える
前半終了時、アディショナルタイムが1分にも関わらず、高山主審は45分で笛を吹いた。
すぐに気づいてやり直したが珍しい光景だった。
後半
マテウスに替えて永井雄一郎が交代で入った。
後の発表でマテウスが怪我での交代とわかった。
前半見ていても怪我するほど接触は無かったように見えるのでプレーしてから違和感を感じて自ら申し出たのかもしれない。
結果的に軽症で済んだのは良かったのかもしれない。
後半すぐに、交代で入った永井からチャンスが生まれる。
永井が真ん中で動いてボールを引き出したことで京都守備陣が混乱したのかもしれない。
松下に決定機があったがシュートミス。
ザスパの時間は10分ほどあったがゴールを奪えず、徐々に京都サンガに流れが渡る。
セットプレーから失点
膠着状態の打開策として京都サンガは内田と有田を2枚替え。
その交代で入った有田がセットプレーからゴールを決める。
マークについていたのは高瀬だがうまく腕で抑えられた。
ボカが初出場
失点したことでザスパクサツ群馬は高橋駿太に替えてボカを投入。
小牟田とボカがツートップでそろうことで高さが増す。
ザスパは左サイドの高瀬がどんどんハイクロスを供給。
京都サンガの高橋と瀬川が接触
そのクロスの中で瀬川と高橋が接触。
空中で高橋の側頭部に瀬川がヘッドをする形になってしまった。
高橋は頭を強く打っているのでそのまま退場。
救急車を呼んで病院へ搬送されたが脳震盪ということでまずは安心した。
交代選手を3人使っていた京都は1人少ないまま試合を続けることになる。
1人少なくなった京都サンガに対してパワープレーのようになるザスパ。
高さのある小牟田とボカのこぼれ球を拾いたいところだが、京都も5バックのように守りしっかりとスペースを消してしのぎきる。
最後に高瀬がカットインしてからの右足シュートがポストに当たったのが最大のチャンスだった。
試合終了
結果として0-1で敗れた。
この結果はしっかりと踏まえないといけないが、チームとして攻撃と守備の部分で積み上げている部分も見えるのでそれほど心配でしていない。
坪内を中心としたしっかりとした守備、瀬川を中心とした攻撃ともに形はできている。
瀬川選手が試合後にコメントしたようにオフザボールの動きがほとんどないのが問題なような気がする。
ボールを受ける為動き出しだったり、スペースを作る動きは数名の選手を除いてほとんどない。
足元にボールを出す方が安全だがスぺースを使う方が相手も守りにくい。
すぐにできることではないが練習から積み重ねて繰り返していくしかない。
サポーターが選ぶもっとも活躍した選手は?
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今回もたくさんのサポーターの皆さんに投票いただきありがとうございました。
京都サンガ戦でもっとも活躍した選手は「高瀬優孝選手」となりました。
前半からサイドを駆け上がり、終盤の惜しいシュートも印象に残ったのかもしれません。
サポーターの反応
何がしたいのかが見えてこない。選手層が厚い薄いじゃなくて、監督のコンセプトが全くわからない。それでも選手と一緒に戦わなければ。正直、気持ちは沈む。
— 吉田直弘 (@nao6981) April 9, 2016
永井はタメを作ったりするにはいい選手だけど、チームにスイッチを入れる選手ではない。でも、久々に気持ちいいドリブルが見られた。
— 吉田直弘 (@nao6981) April 9, 2016
ブラジリアン慣れるまで待つしかない感じ。
— yosuie (@yosuie) April 9, 2016
試合中のヤジはやめようね。
選手は戦ってるのだから、その時間は支えてやろうや。— レッド⊂(^(工)^)⊃ (@kumakuma_9325) April 9, 2016
ボカ、マテウスはもう少し長い時間見てみたい
— クラタ (@thespa932fcKR) April 9, 2016
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