札幌、富山と連勝で臨んだホーム栃木SC戦。
北関東ダービーということ、プレーオフに向けて負けられない一戦となった。
試合は0-2のダニエルロビーニョの2ゴールで完勝。3連勝を飾った。
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3月に行われた栃木戦では0-3の屈辱的な敗戦をしていただけに、やり返すことができてすっきり。
あの時負傷したエデルにゴールを奪ってほしかったが、盟友ダニエルロビーニョが2ゴールを挙げた。
ソンス・コウケンのボランチコンビが覚醒
札幌戦からそうだがとにかくボランチ二人の運動量が素晴らしい。
ボールタッチの数が増えていると感じる。
バックラインでのパス回しに顔を出し、縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れる。
SBやSHが前向きでボールがもらえるのも平繁かダニエルロビーニョに楔のパスがしっかり入るおかげ。
後半、ボランチの運動力が落ちた時に攻め来られる時間はあったがしっかりと耐えたのは良かった。連勝してる強みでしょうか。
安定した攻撃にはクリエイティブなプレーが必要
中盤の中でボランチの頑張りが目につく中、攻撃的MF二人に物足りなさが見えてくる。
小林竜樹はPK取るまでは良かったが、先制ゴールのチャンスを自ら逃した。
永田亮太も運動量、動き出し共にあるものの決定的な仕事をしたとはいえない。
ザスパの戦術の中で攻撃的ポジションでも守備を怠ることは許されないが、守備で頑張っても評価はされない。
決定的なパスやゴールを奪うことが求められる。
他のポジションが充実してきている今、このポジションの充実が必要だ。
過去にいた島田裕介のようなクリエイティブなアシストができる選手が必要だ。
ダニエルロビーニョの2点目をアシストした昨年のアシスト王の青木孝太が最有力だけどもう一人相棒が欲しいね。
卓越したカバーリング能力・有薗真吾
札幌3-0、富山1-0、栃木2-0、と3連勝を陰で支えているのは復帰した有薗真吾だ。
相棒のハンジンは高さや前向きの守備には強いが、裏には弱い。
それを補うのが有薗だ。
有薗のカバーリング能力は本当に素晴らしい。
相手選手に付いて守備をするというより、危険なゾーン、相手の動きを予想してボールを奪っていく。
連勝することでハンジンとのコンビネーションも次第に高まってる。
メンタルの強さを
これまで何度もメンタル面での弱さを指摘してきたが、秋葉監督退任でメンタル面での弱さが一時的に消えてる。
弱気だったボール回しも好転し、ミスを恐れないプレーも監督退任という最終手段によって生み出されるとは何とも皮肉。
やればできる選手達なのに、自分で限界を決めていることが改めて明らかになった。やればできるんだ。
来シーズンはJ1に昇格するんだというポジティブな目標に向かって初めから本気で戦ってほしい。
メンタルトレーナー雇えないかな?