[徳島0-1群馬]野獣・川岸とユンヨンスンというニューヒーローが登場

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札幌、京都を相手に粘り強い守備で何とか引き分けにして勝ち点1を共に稼いだという印象のザスパクサツ群馬。
徳島ヴォルティス相手にアウェーとはいえ勝ち点3が欲しかったわけですがユンヨンスンの劇的ゴールで0-1で勝利しました。

それではアウェー・徳島ヴォルティス戦を見ていきましょう。

スタメン

まずは、1トップに小牟田洋佑を第25節ヴィファーレン長崎戦以来のスタメンで起用してきました。
途中出場はその間にありましたがスタメンは12節ぶりです。
一時国体選手に選ばれてチームを離脱していましたが、成長した姿を見せてくれるでしょうか。

国体の川岸

そして92年組期待の川岸祐輔がセンターバックとしてプロ初出場となりました。
加入当初から187cmの大型センターバックとして期待されていましたが、後半戦に入って満を持してのスタメン出場。
川岸も国体に群馬県代表として出場し何かを掴んできたようです。

左サイドは、小林亮が長くスタメン固定されていましたが川島將が第12節アビスパ福岡戦以来のスタメン出場となりました。

ベテランに疲れが見える中で、流れを変える意味でも若い選手をスタメンで起用した服部監督。
J1昇格が無くなった事もチャレンジしたスタメンに現れているのかもしれません。

徳島戦の前に行われた川崎フロンターレとの練習試合で気持ちを見せていたのがスタメン起用された川島と川岸だった。

前半、押され気味のザスパ耐える時間が続く

試合開始から徳島ヴォルティスがボールを持つ時間が長くなります。
でもこれは想定内の出来事。
ボールを持たせつつ、じっくりと守備をしながらカウンターのチャンスを狙っていきます。

徳島もザスパのチャンスが江坂と吉濱から生まれていることはわかっているようで、ボールを持つとすぐにプレスしてくるので、前線で時間が作らせてもらえない。
江坂か吉濱が囮になって、小牟田・ファンソンスが上手くボールを持てるとチャンスが生まれていたのでそこを生かしたかったです。

川島・川岸が加わりDFラインが不安定になるかと思いましたが、ベテラン青木良太がしっかりとコーチングをして安定させていましたし、小柳のカバーもあって落ち着きだしました。
川岸も初スタメンで緊張していたと思いますが先輩がいたことですぐに落ち着いたプレーを見せ始めました。

川岸から前線の小牟田に正確なロングボールを出すなど、最終ラインから攻撃の組立にも参加した。
初スタメンとは思えない落ち着きっぷりは大物感漂わせます。

徳島ヴォルティスとザスパクサツ群馬は戦力差も無く、お互い良さを消しあう中で拮抗した試合となり、1点差ゲームになる予感を漂わせた前半となりました。

後半、耐え抜き1チャンスを待ったザスパ

後半もザスパが耐える時間が続く。

それでもザスパの全選手は前線から守備をサボることなく集中して行えた。

そして徐々にではあるが小牟田が前線でボールをキープ出来るようになり、吉濱や江坂との連携もあってきた。
小牟田に当てて、サイドの江坂か吉濱でチャンスを作るという流れが徐々に出来つつあった。
カウンターしかないザスパだが、形はできているので丁寧なパスだけとなってきている。

松下に累積イエローカード3枚目が出る

そんな中、54分に松下裕樹にイエローカードが提示される。
潰し役として獅子奮迅の活躍を見せる松下だけにイエローカードも多くなる。
これは仕方がない事だけど、後1枚で3度目の累積イエローカード4枚目となり、2試合の出場停止となる。

毎度のことながら、松下が不在となると心配しかない訳だけど札幌戦のようなことは無いようにしたい。

坂井のミドルが枠を捕らえる

60分、こぼれ球をボランチの坂井が、遠目ながらも思い切って狙ったミドルシュートが枠を捕らえた。

バックパスが多い事から坂井のサポーター評価はあまりよくないが、この瞬間の坂井は違った。
時折鋭い縦パスも見せてくれる存在なのでもっと自信をもってプレーして欲しい。

このミドルを境にザスパに少しずつ流れが向いてきた。

徳島ヴォルティスにも疲れが見えたのか、江坂や吉濱も中盤でスペースを与えられて得意のドリブルからの仕掛けが出てきた。

攻められ続けているザスパイレブンだが、選手達の動きは死んではいない。

勝負所で選手交代

試合の流れが変わり始めた60分過ぎ。

徳島ヴォルティスは木村と長谷川を投入。
ザスパクサツ群馬はユンヨンスンと永井を投入。

だが徳島の木村は出場10分後に松下と交錯しもも裏を痛めて負傷交代。
前回のザスパホーム戦でゴールを決めた危険な相手だったので徳島にしてみれば誤算となった。

サイドアタッカーのユン、流れを変えられるベテラン永井を投入したザスパとは明暗が分れた。

ユンのJ初ゴールで先制

ユンヨンスンが左サイドに入ることで、江坂が真ん中に移動。
江坂が真ん中でゲームメイクできるようになりザスパのカウンターは正確性を増す。

富居のロングパスからそれは始まった。
ここまで何度もポストとして頑張ってきた小牟田が、粘り強くパスを江坂に流すと江坂がスピードに乗ったドリブルでペナルティーエリア手前に駆け上がるとスルーパス。
左サイドを駆け上がったユンヨンスンがこれを受けると徳島ディフェンスが必死にクリアーしたボールが再びユンの膝にあたり弾けるようにゴールに飛び込んでいった。

アップするユンヨンスン

ユンヨンスンのゴールはかっこいいシュートではないが、8月15日以来となるザスパの勝利を手繰り寄せた素晴らしいゴールとなった。
インタビューでも良く覚えていないとインタビューで語っていたが、狙ったゴールではなかったように見える。
それでも途中出場で試合の流れを変えるサイドの駆け上がりを何度も見せていた結果だと思う。
短い時間でも結果を出したユンだけど、江坂・吉濱・小林竜樹・永井と攻撃的中盤はポジション争い激戦区だけにチーム内でも厳しい戦いの中にいる。

そして耐えきったザスパクサツ群馬が、チャンスをモノにし8試合ぶりの勝ち点3を勝ち取った。

試合後、男泣きの川岸

試合終了のホイッスルと共に涙を見せた川岸祐輔。

同期入団の江坂が活躍する中でいろんな思いがあったのかもしれない。
小牟田・川岸・川島という92年組がその実力を徐々に見せ始めてくれている。
小牟田も川岸も国体出場で何かを掴んできてくれたようですね。
特に小牟田は前半戦出ていた時よりもプレーの質は明らかに高くなっている。
ゴールを決めたユンヨンスンも91年生まれの24歳。
終盤に来て2016年以降の中心を担ってくれそうな若手がいよいよ頭角を表してきた。

これで4連敗の後に3戦負けなしで1勝2分けで来ている。
2015年のJ1昇格が無くなり、残留確定も目前となるもチームは、ベスト10を目指すという新たな目標に向かって走り出している。

サポーターの反応

https://twitter.com/biei0503furano/status/652770712751484932

https://twitter.com/_sakura_rico_/status/652789519540842496

https://twitter.com/biei0503furano/status/652789571403411456

 

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