日本はグループリーグを突破を掛けて、グループ首位のコロンビアと対戦しましたが1-4で敗戦。
0勝1分け2敗で勝ち点1となりグループ最下位で2014年のワールドカップを終えた。
日本は青山が初先発。大久保を1トップにした4-2-3-1の布陣。
コロンビアはスタメンを8人入れ替える控え組中心のメンバー。それでも凄いメンツ。
日本は3戦目にして試合開始直後からボールを動かす、日本らしいサッカーを展開。
チャンスを作るも最後の所を打開できない。
攻撃的にくる日本に対して、虎視眈々とカウンターをうかがうコロンビア。
アドリアンラモスがペナルティエリア内で今野に倒されてPKを与えることになりグアドラードが決めて失点。
失点するも落ち着いて攻める日本は、前半終了間際、右サイドでボールを受けた本田が内に蹴れ込んでクロス。
岡崎がヘッドを決めて同点として前半終了。
この時点でギリシャがリードしていたので日本は勝てば決勝トーナメント進出の可能性があったが、後半からでてきたハメスロドリゲスによって崩壊する。
戦前からハメスにスペースは与えてはいけないと言われていたが、分っていてもスペースを作るのが一流プレイヤー。
青山が1歩遅れてスペースを与えたことでジャクソンマルティネスが空いて失点。
その後もハメスによってカウンターの切れ味は増し1-4となる。
その間、攻め続けた日本も大久保の惜しいチャンスや本田の惜しいフリーキックもあったがあくまで惜しいレベル。
結局は崩すことができなかった。
大会前、解説者はこぞってコロンビア戦までに勝ち点を稼いでおく必要があるとしていたので当然の結果といえる。
本田・香川・長友を中心とした攻撃的なサッカーを築いてきたザック日本代表だが、チャンスメーカーはたくさんいるものの以前からの課題でもあるフィニッシャーが最後まで現れずなかった。
大会直前にサプライズとして招集した大久保をこれだけ多用するならば、なぜもっと前に招集しなかったのか?疑問はある。
また大迫・柿谷はその大久保よりも信頼が得られなかったのは、絶対的なエースストライカーが居ないことを意味している。
世界で活躍する岡崎・本田でさえ各1ゴールという結果を考えると更なるストライカーの育成を考えないとダメということになります。
今後の事は抜きにしても代表選手の皆さんお疲れ様でした。
ザッケローニ監督4年間お疲れ様でした。アジアカップ制覇、ワールドカップ出場達成ありがとうございました。