J2第29節 ロアッソ熊本をホーム正田醤油スタジアムに迎えてのゲームです
ザスパクサツ群馬にとって負けられないホームゲームであり、相手も順位で差のないロアッソ熊本とのゲームということもあり絶対に勝ち点3が欲しいゲームです。
パルメイラスから先日加入したFW33 ダニエル・ロビーニョもベンチ入りし戦力も充実してきました。しかし左サイドの保崎 淳選手は累積警告による出場停止です。
フォーメーションは前節と同じ3-4-3です。1トップに平繁 龍一、2シャドーで横山 翔平・永田 亮太を配置し、中盤は左から小柳 達司・加藤 弘堅・黄 誠秀・夛田 凌輔、DFラインは有薗 真吾・クォン ハンジン・乾 大知で真ん中でハンジンが統率する形。
GKは北 一真です。
対する熊本は3-4-3の形ですが監督が解任されたりとゴタゴタで付け入るスキはありそうです。
試合前は熊本から人気のゆるキャラくまモンが登場していましたが思ったよりも集客には繋がらなかったようです。
試合は前半から榎本一慶主審の独壇場でした。些細なボディコンタクトに笛を吹いたり吹かなかったりと判断があいまいだった為、次第にザスパイレブンにストレスが溜まりだす。もちろんスタンドにもですが。それを見越してか熊本はロングボールを単純にDFラインの裏へ放り込んでセカンドを拾って攻撃の形を作ろうとしてきます。
ザスパクサツ群馬はクォン ハンジンを中心に粘り強く守り、ショートパスを繋ぎながら機会をうかがう。前半10分からは徐々にではあるがザスパクサツ群馬のペース。サイドから攻めあがるもなかなか崩しきれない。
そして前半37分不可解な判定で群馬はPKを与えてしまう。サポーター席からは主審にブーイングが起きる。ベンチからも秋葉監督が抗議に出るも覆らず、熊本にPKのチャンス。
しかしGK北 一真が飛んだゴール右隅へとボールは吸い込まれるように蹴られナイスセーブ!!
スタジアムは一気に一体感をました。
しかしそのまま0-0で前半終了。あの盛り上がりの中ゴールが欲しかった。
後半は乾 大知に替えて瀬川 和樹を投入。前半飛び出す相手を体で止めてイエローもらったが、その時に怪我をしたのかもしれません。
後半も微妙な判定に選手がヒートアップ。夛田 凌輔のいらないタックルが出る始末。主審は完全に試合をコントロールできなくなる。
前半14分には横山 翔平 を 青木 孝太に替える。前でタメを作れる孝太で攻撃に厚みを増したい所。そして後半20分。左サイドから抜け出した平繁から飛び出した加藤 弘堅がゴール!!
青木 孝太が入りタメができるようになり、ボランチがゴール前に出てくる形は理想的でした。その後も黄 誠秀がシュートまでいくなど完全にザスパクサツ群馬ペース。
終了間際にはお役御免の平繁 龍一に替えて ダニエル ロビーニョを初出場させるなどアディショナルタイム6分を使いきり逃げ切る。
終わってみれば1-0の勝利!!
順位も1つ上げて20位となり「残留」にまた一歩近づいた。
最近は意図したパス、意図した守り、気持ちの入ったプレーなど意味のある試合内容になってきているのが観ていて楽しいです。毎年そうなんですがもう少し早く、組織が完成すると嬉しいのですが。
ついにベールを脱いだ新加入のダニエル ロビーニョについては出場時間が短いこともあり、今回は慣らしと判断します。今後が楽しみです。
次節は森本貴幸が加入したジェフ千葉とアウェーで水曜日に試合です。
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