ホーム開幕戦を落としたザスパクサツ群馬。
平繁・ハンジンが移籍したロアッソ熊本との第2節、アウェーの地で勝ちにこだわっていきましたが2-2の引き分けとなり、勝ち点1という結果。
後半追いつく形での勝ち点1なので、次のホームゲームに繋がる試合となりました。
内容的にも攻撃の部分、守備の部分で改善がみられて服部監督がしっかりと修正してきたなという感じでした。
ロアッソ熊本はシーズンオフに平繁・ハンジンとザスパクサツ群馬の主力が移籍したことで対戦が楽しみでしたが、平繁選手は練習中に怪我をしたという事でベンチ外。
クォンハンジン選手だけがCBで出場しました。
そして ザスパのサポーターみなさん
あたたかく拍手してくれてありがとうございました! pic.twitter.com/k7VgoRXahz— 권한진 クォン ハンジン (@k22hanjin) March 15, 2015
試合後にザスパ側のスタンドにも挨拶に来てくれたようで良い光景だなと感じます。
永田亮太・ダニエルロビーニョなどまだまだ元ザスパ所属選手との対戦はありますので楽しみです。
大津耀成の成長
さてザスパのスタメンですが、野崎桂太に代わり大津耀成がタンケとツートップを組みました。
大津は2015シーズン初先発です。
今回この変更が大きな違いを生み出しました。
開幕の横浜FC戦ではタンケのポストが機能しませんでしたが、熊本戦は大津もターゲットマンとして機能。
タンケだけにボールを集中させることなく前線でタメが出来たのは収穫でした。
大津のボールを引き出す動き出しも良く成長してきたなと感じました。
先制の江坂のゴールも大津のアシストでしたので結果も残しているので、今後はタンケ・大津のコンビが続きそうです。
江坂任がJ初ゴール
そして先制ゴールはザスパの王子・江坂任でした。
大津から左サイドでボールを受けると熊本DFに突っかけてコースを作ると迷わず振りぬく。
雨が降っていたのでスリッピーな芝を利用したグラウンダーのシュートは左隅に突き刺さりました。
これが江坂にとってJ初ゴールです。
足の振りの速さ、思いっきりの良さ、ゴールはすぐ生まれるとおもいましたがこんなにすぐとは。
その後も左サイドで起点となり底しれません。
ロングボールでDFラインを押し下げ、セカンドボールも早い反応から奪い試合をコントロールしているように見えましたが、CB小柳の判断が遅れた所を突かれPKなどで2失点と逆転を許してしまいます。
どちらも最終ラインからの判断ミスがプレーに迷いを生み隙を突かれる形でしたので小柳には反省して欲しい所ですが、それ以外はしっかりと仕事をしたので熊本に崩される場面は少なかった。
このあたりはボランチコンビやSBがもう少しボールをもらう動きやコーチングで修正できると思います。小柳選手が一番責任感じてると思います。
キッカー巡って小競り合いもアクレイソンが同点ゴール
こうして試合は支配するも逆転を許すという苦しい試合の中で諦めることなく仕掛けていくザスパ。
熊本サイド真ん中あたりで松下がファールで倒されると事件が起きます。
フリーキックを蹴るキッカーを巡って吉濱とアクレイソンが小競り合い。
江坂や松下が止めに入る場面がありました。
たぶんあの距離はアクレイソンで決まっていたと思いますが吉濱も結果欲しいんですね。
昨年だったら蹴る人いないみたいな事もあったのでそれだけキッカーがいるというのは良い事ですね。
止めに入ったのがルーキーの江坂というのも良かったと思います。
ルーキーでも遠慮せずにあれだけ言える雰囲気は良い事だろ思います。
結果的にはアクレイソンが熊本の壁の間を抜けたぶれ球みたいな強烈なシュートで同点ゴールを入れるわけです。
途中出場選手も躍動
後半にはオリベイラ・永井・ファンソンスが途中出場。
オリベイラはタンケとの良いコンビーネーションをみせていました。
タンケと二人だけでゴール前まで行けるのは相手にしてみたら脅威です。
ただ全体的にはまだまだかと。長い目で見るしかありません。
永井雄一郎は右サイドに入り、タンケの惜しいヘッドを演出したりボールを前線で引き出したりとさすがの動きでした。
ポジショニングが良いので消えている時間が無いです。
時間は短いですが吉濱よりも良かったと思います。一度スタメンで試してもらいたいです。
ファンソンスは江坂に代わって守備固め。
仕事はこなしましたがボランチで使ってあげたい。アクレイソンの運動量落ちてたし替えるならそちらでも良かった。
まとめ
開幕戦から見違えるような守備と攻撃。
服部監督がしっかりと修正してきたのは良かったです。
松下・アクレイソンのボランチコンビが躍動してスピーディーな攻撃やボールを繋いでくる熊本のボール回しを分断した守備は良かったと思います。
今後はタンケの覚醒待ちという状況。
お膳立てはだいぶ出来上がってきたのでタンケが落ち着いて決められるようになってくれれば。
1点決めるまでに時間がかかるのはラフィーニャやダニエルロビーニョもそうだったので気長に待つしかないかと思います。
次はホームですの決めてくれると思います。
開幕2節で守備も攻撃もこれだけ仕上がってるシーズンは初めてだと思うので期待感はさらに高まっています。
今年は結果にこだわる服部ザスパですので、そろそろ勝ち点3は欲しい所です。
江坂ああああああああああああああああああああああああ pic.twitter.com/BmMOzs3Grl
— まるちゃん (@gogo_maruchang) March 15, 2015
https://twitter.com/soccerlove3737/status/576985579247693824
来週小柳正念場だぞ、がんばれ。
— TKG(not卵かけご飯) (@TKG2013tori) March 15, 2015
服部監督、修正点は判ってるはず。
攻撃力は上がってる次こそ必ず勝てますよ。— ♪デュバル♪ (@atsushi913d3) March 15, 2015
タンケは1点とるまでこんな感じなんだろなぁーと思ってしまう
— YOSS ^ㅈ^ (@tkm932) March 15, 2015
失点シーンは全部個人のミス、ここまで崩されての失点はないから修正可能だと信じたい
— TKG(not卵かけご飯) (@TKG2013tori) March 15, 2015
凡ミスはもろ得点にされたけど、精度上げていけば結構いけるんじゃ?っていう期待感はあった。
王子はやっぱり最高だった。
FWが得点したいね。— ケン (@thespa932) March 15, 2015
TLを見ていると小柳のCBに?を唱える人がいるけど、DFが高いラインを引いて前線とコンパクトになった時には小柳が起点で前線へ直接スルーパスというオプションがあるから、やはり服部サッカーには小柳CBは不可欠。次節は頑張ろう!
— レッド⊂(^(工)^)⊃ (@kumakuma_9325) March 15, 2015
アクレと吉濱がキッカーめぐりイザコザ→止めに入った王子が吉濱の胸を突き放しまくって吉濱さらに激昂→マツが一喝→まさかのアクレの直接FK→相手GKにも助けられてゴール
これ何だったんだw
— リーオー (@DALLMATIC) March 15, 2015
熱い吉濱、いい兄貴分のアクレイソンと松下、ベテランの味を感じる永井と小林各選手。多田、大津両選手も積極的な動きや成長は感じた。タンケは更に驚異になってくれそうです。オリベイラも、これからもっと楽しみです。ただ、もっと決定機を作り出す連携を見たいかな。
— 吉田直弘 (@nao6981) March 15, 2015