[讃岐1‐3群馬]開幕以来の連勝でザスパクサツ群馬は上昇気流に乗れるのか

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ホームでチーム通算500ゴールを小牟田がJ初ゴールで飾りモンテディオ山形に快勝したザスパクサツ群馬は連勝するべくカマタマーレ讃岐とのアウェー戦に臨んだ。
早い時間に先制したザスパクサツ群馬が試合の主導権を終始握り、1-3で完勝し開幕以来の連勝を飾った。
勝ち点を確実に積み上げたザスパクサツ群馬はいよいよ残留争いから脱出する足掛かりをつかんだ。

28カマタマーレ讃岐

吉濱の復帰で激化するスタメン争い

スタメンは、木曜開催ということもあり疲れを考慮してのメンバー構成。
衝撃はこれまで新加入ながらザスパクサツ群馬の中心選手として活躍していた瀬川祐輔をスタメンから外しベンチメンバーとしたことだろう。
ここ数試合はゴールが奪えていない若きエースの発奮を促す狙いと疲れを考慮してのスタメン落ちだと思うが落とせない試合での服部監督の決断には驚くばかり。
ヘッドコーチに昇格した衛藤コーチの助言も影響しているのかもしれないが、2015年もゴールが奪えない時期のあったエースの江坂をスタメンから外して刺激を与えたことがあった。
後半投入された瀬川祐輔はゴールを挙げたように作戦は成功したといえる。
今後もエース・瀬川祐輔のゴールがクラブの順位に影響を与えるのは明白なのでリスタートしてハットトリックした時を思い出してほしい。

最終ラインのパクゴンと乾大知のコンビもすっかり定着した。
二人のコンビ結成当初はコンビネーションに難があったが今では失点数を減らしてチームの勝利に貢献している。

中盤は吉濱遼平の復帰が大きな刺激となっている。
新たに試合に出る選手が出れば、それまで出場していた誰かがベンチにはじき出されるわけなので競争が起きている。
現状は高橋駿太が後半投入という形だが、モンテディオ山形戦でゴールを決めたようにどうなるかわからない。
小林竜樹・吉濱遼平・山岸祐也という構成が絶妙なバランスを生んでいる。

前への推進力で2ゴールを奪ったザスパクサツ群馬

試合前はザスパクサツ群馬よりも上位に位置し、ホームでもあるカマタマーレ讃岐が試合をコントロールすかに思われた。
ところが前からのプレスが的確に機能してザスパクサツ群馬が主導権を握っていく。
ザスパクサツ群馬の攻撃は、1トップに入った小牟田とトップ下の吉濱にボールが収まり、右サイドの小林竜樹がボールを引き出す動きと左サイドの山岸祐也の前を向けるボールコントロールなどバランスの良くなった前線が仕掛けていく。
さらにはボランチの松下がロングボールで相手を揺さぶる。

先制点はザスパクサツ群馬。
前半8分にファールで得たセットプレー。
ファーサイドにいた舩津徹也がフリーでいるのを見逃さず、精度の高いパスを送ったキッカー松下裕樹。
舩津は競られることもなく逆サイドに折り返すと乾大知が体ごとゴールに押し込んだ(ボールは膝にあたった)
乾大知は2試合連続ゴールとなった。

先制したザスパクサツ群馬は落ち着いて試合をコントロールし始める。

12分にも、ゴールにはならなかったがセットプレーから舩津徹也がフリーでシュートを打ったように、カマタマーレ讃岐のセットプレー時の守備は曖昧だ。

2点目は松下のスーパーゴール。
1度目のコーナーキックは弾かれたが、2度目のコーナーキック。
カマタマーレ讃岐の守備が集中力を欠いていると見た吉濱遼平がショートコーナーで小林竜樹に送ると後方の松下裕樹に預ける。
誰もが松下はクロスをあげると思ったが、アウトに掛けたシュートで2点目を奪って見せた。
ステップは完全にクロスを打つモノでカマタマーレ讃岐のキーパーも完全に騙された。

カマタマーレ讃岐の守備は集中力を欠いていてプレスも甘いもので前半は完全にザスパクサツ群馬のものだった。

2-0はサッカーでは危険なスコアと良く言われますがザスパクサツ群馬も隙を見せてしまいます。
ポッカリとあいたバイタルをカマタマーレ讃岐の馬場に使われて、素晴らしいミドルシュートを決められてしまいました。
油断したとは言え良い時間帯にカマタマーレ讃岐にゴールを決められて試合の勝敗はわからない状況になってしまう。

瀬川の9試合ぶりのゴールでダメ押し

前半終了時にカマタマーレ讃岐のペースになったが、後半もカマタマーレ讃岐ペース。

立ち上がりの木島の抜け出しは危なかった。
1対1となった清水は落ち着いてボールをブロックしたファインセーブで難を逃れた。
ここで同点に追いつかれていたら完全にカマタマーレ讃岐ペースだっただけにゴールを奪われずに粘り強く守れたことは大きかった。

リードしているザスパクサツ群馬は試合をコントロールしながら耐える時間が続いていく。
守備の時間が増えると服部監督は吉濱に替えて高橋駿太を投入する。
吉濱は長期の怪我明けでまだまだ状態が完全じゃないので高橋駿太との併用していくのが今のベスト。
高橋駿太は左サイドに入り、トップ下に山岸祐也を移動。

さらに小林竜樹に替えて瀬川祐輔を投入。
瀬川と小牟田のツートップに変更して右サイドには山岸祐也が入った。

同点に追いつこうとして、前がかりになるカマタマーレ讃岐に対して高橋駿太・瀬川祐輔というスピードタイプを投入してカウンターでトドメをさしに行くザスパクサツ群馬。

60分にコーナーキックから小牟田のヘッドがクロスバーを叩いたようにセットプレーでは再三チャンスを作れるが追加点は奪えない。

次の1点が試合の行方が左右するゴールになる時間帯に差し掛かり、カウンターを狙っていたザスパクサツ群馬にチャンスが訪れる。
スローインのボールを山岸祐也が反転して前を向く。
山岸祐也は体をうまく使って反転するのが本当にうまい。
ボールはロストするが中村駿が上手くカバーして前線の瀬川に1タッチでパス。
パスを出す前にルックアップして瀬川の動きを良く見ていた中村駿のファインプレー。
ターンから前を向くと寄せ切れないカマタマーレ讃岐の守備をよそ目にフリーの瀬川は思いっきり左足を振り抜いてゴールを決めた。
瀬川は通算7ゴール目。9試合ぶりのゴールでスタメン落ちで鬱憤を晴らした。

その後はザスパクサツ群馬が試合をコントロール。
ロスタイムに高瀬優孝から高橋駿太のスルーパスでキーパーと1対1になった場面は決めたかったが、パワープレーに来るカマタマーレ讃岐をしっかりと抑え込んだ。

厳しい夏の3連戦を連勝

結果は1-3でザスパクサツ群馬の完勝。開幕以来の連取を飾ることができた。
残留争いに巻き込まれていたザスパクサツ群馬にとって2試合で勝ち点6は大きな結果となった。
残留を争っているクラブで連勝をしたクラブは無く、勝ち点差をやや付けた印象だ。
まだ安心できる差ではないが上位のクラブとも勝ち点差を詰めることができたので更なる上位も目前に迫った。
ちなみにプレーオフ圏内とは勝ち点差18となった。

ヘッドコーチが衛藤さんに変わったり、待望の吉濱遼平が復帰したりとチームへの効果はあったが、個別の変化というよりもシーズンを通して積み上げてきたものや選手個々のレベルアップや連携面のアップがチーム全体を押し上げた結果のような気がします。
前述の衛藤・吉濱の影響力はあくまで起爆剤。
最下位に沈んだことで、サポーターとも激しいやり取りがあり、GMや服部監督が対応することもあった。
そんなサポーターからの叱咤激励により、チームが一つになりすべての力で上向きに変わった思う。

サポーターや選手が長く苦しんだ時期を経て、上昇気流に乗り始めたザスパクサツ群馬。
残留争いという呪縛を解き放って順位を上げられるかは、最近勝てていない水戸ホーリホック戦にかかってくる。

 

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